今日の川柳です。
【第307句:国会で 夢見る議員 民怒る】
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さて、今日はどんな一句が生まれるでしょうか。
一緒に言葉の遊びを楽しんでいただけたら嬉しいです。
私の句に対して川柳小僧くんに批評と模範的な句を詠んで頂いております。
読んで下さった皆様も「私ならこう詠むな」という句がありましたら、ぜひコメント欄にお寄せください。参考にさせて頂きます。
今回は「こんな世の中に誰がした」について詠まさせて頂きます。
どのように感じていただけるか、楽しみにしています。
背景
今度の国政選挙は何時なんだろう。
それにしても、テレビを見ていると、投票に行かないで文句ばっかし言っている人が多い。て、よく聞きますよね。
「投票に行けって言うけどさ、行ったところで何か変わるのかねえ」と近所のおばあさんが言っていました。
それを聞いていた、なにかと理由をつけて煙草を止められないおじいさんが言いました。
おじいさんは「そりゃあ文句ばかり言っても仕方ないけど、国会の連中が何してるのか見えないんじゃ、足も向かないよな」と笑った。
テレビをつければ、偉い人たちがニコニコして座っている。怒っているわけでも、困っているわけでもない。
ただ座っているだけに見える。中には気持ちよさそうに寝ている女性議員もいます。
生活は苦しくなる一方なのに、あっちはどこか別の世界の中みたいだね。
おばあちゃんは、続けて良いました。物価高いね。何処まで上がるんだろう。
何年か前に、味付け海苔の、ほら10枚入ってたっけな。そこの社長が「値上げはしませんが、枚数を減らさせていただきます」ってテレビで謝ってた。
今日、枚数数えたら5枚だったよ。いつの間に。本当に酷い話だよね
「水道管だって古いまんまだろ。地震が来るたびに壊れて、慌てて直してる。もっと早く手を打ってりゃ、こんなに焦らなくて済んだんじゃねえのか」とおじいさんが、ぼそっと言う。おばあさんは「そりゃそうだよ。予算だけは毎年増えてるのにな」とため息をついた。
あの省の大臣は何時もニコニコしていたよな。余程、嬉しかったんだろうね。大臣の椅子に座れるのが。
若い連中は結婚しなくなった。
給料は上がらず、物価は上がり放題。子どもにスマホを持たせるだけでも大変だ。
自分の趣味を削ってまで子どもに高いものを買う生活なんて、誰だって嫌になる。
あれはね、親が苦労しているのを見ているから、同じようになりたくない。そう思っているんだってさ。
「投票に行けって言うけどよ、そもそも行きたくなる国会じゃないんだよね」とおばあさんが言うと、
おじいさんは「まったくだ」とうなずいた。
おじいさんが言いました。あそこの爺さんが言ってたよ。
検診を受ける度に医者に脅かされて薬が増える。胃の調子が悪いから検診に行かなくなった。
そしたら小遣いが増えた。ってこぼしていた。
病院も赤字が多いというけど。給料はものすごく高いんだろう。診療代や薬代も馬鹿にならないからね。
そう、こぼしていたよ。本等だよな、俺も煙草の本数を減らさないと小遣いが苦しい。
あんた。何時まで吸ってるんだよ。この近所で咥えたばこで歩いているのは、あんたぐらいだよ。
本当に意志が弱いんだから。おばあさんは、あきれ顔で続けました。
煙草を止められない人は国会を語るな。
こんな世の中にしたのは誰でしょう。それは、国会の疑似中に、気持ち良く居眠りする無能な人を議員にしたあなた達です。
今日も国会議事堂の屋根にカラスが3羽停まっていました。カラスが「アホ―」って泣いたような。
何とも言えない閉塞感が漂う日本の状態を見て、思わずこんな背景を書いてしまいました。
やはり、我々が悪いのでしょうか。
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この背景を元に一句詠んでみました。
国会で
夢見る議員
民怒る
如何ですか。
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川柳小僧くんの評価と模範的な詠み方
寸評
背景に描かれた「国会への不信」「生活の苦しさ」「政治との距離感」が一句にしっかり凝縮されています。
特に「夢見る議員」という表現が効いており、居眠りの姿だけでなく、国民の現実を見ていない姿勢まで含ませている点が秀逸です。
三句目の「民怒る」で、背景の鬱屈した空気を一気に締めており、読後感に強い余韻が残ります。
模範的川柳
議事堂で
眠る影より
声を聞け
この句の説明
「議事堂で眠る影」は、背景に登場した居眠り議員の姿を象徴しています。
しかし、句が伝えたい本質は「眠ること」そのものではなく、国民の声を聞かずに政治が進んでいく構図です。
三句目の「声を聞け」で、国民の生活や不満、願いを受け止める政治の姿勢を求める思いを表現しています。
川柳小僧くんが詠んだ句に私から一言
まさにその通りですね。国民不在の政治が行われ続けているのが現在です。
余りにこの状態が長く続くと、これで良いのだ。という妥協感が出るのが怖い。
まさに居眠り議員よ、民の声を聞けですね。
一般的な知識:国会中に居眠り。罰則はないのか
国会中継などで議員が居眠りしている姿を見ると、
「私たちは必死に働いているのに…」とモヤモヤした気持ちになりますよね。
結論からお伝えすると、国会中に居眠りをした議員に対する法的な罰則や減給処分はありません。
議員の身分や給与(歳費)は憲法や法律で強く保障されています。
居眠りという行為だけでクビにしたり、罰金を科したりすることは現行のルールでは不可能なのです。
議長から注意を受ける「注意処分」などの懲罰はありますが、これも滅多に適用されません。
しかし、罰則がないからといって許されるわけではありませんよね。
彼らの給与は、私たちの貴重な税金から支払われています。
最も効果的な「罰則」は、私たち有権者の手の中にあります。
次の選挙のときに、国民の代表として相応しくない行動をとっていた議員をしっかりと見極め、投票という形で私たちの意思を示すことです
。政治を監視し、変えていくのは、他ならぬ私たち自身の厳しい目なのです。
まとめ
今回の一句は、背景にある生活の苦しさや政治への不信を、短い言葉で的確に切り取った作品になりました。
政治の世界が遠く感じられる今だからこそ、私たちの声をどう届けるかが問われているのだと思います。
川柳は、日常のモヤモヤを言葉にする小さな出口です。これからも一緒に言葉の遊びを楽しんでいけたら嬉しいです。
「気になる事」に関する川柳をまとめています。宜しければどうぞお読みください。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。



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