今日の川柳です。
【第321句:25号去り 次はお前か アブラムシ】
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さて、今日はどんな一句が生まれるでしょうか。
一緒に言葉の遊びを楽しんでいただけたら嬉しいです。
私の句に対して川柳小僧くんに批評と模範的な句を詠んで頂いております。
読んで下さった皆様も「私ならこう詠むな」という句がありましたら、ぜひコメント欄にお寄せください。参考にさせて頂きます。
今回は「」について詠まさせて頂きます。
どのように感じていただけるか、楽しみにしています。
背景
台風が去り、昨日は真夏並みの暑さ、今日は左程でもないが気持ちが良い青空です。
久しぶりに早朝から畑へ出るが、キュウリの成長点には多数のウリバエが集っているが、何とも浅ましい奴らです。
例のペットボトルの捕獲機で一網打尽。
その後も捕獲に精を出したが、ふっと坊主知らずネギが気になる。
見た目には良いようだが、何か汚れていますね。大雨での土の跳ね返りかな。
近くによってよく見ると、何としたことでしょう。黒い点々の集まりで模様の様に見えますが、アブラムシの大群です。
数えきれない黒い波の様に葉を覆っています。どうしよう。
アブラムシ‥俺、こいつ嫌い
汚れはアブラムシの大集団でした。今迄で初めて見る大群ですが、殆どの葉に集っています。
困ったな。どうしよう。スプレーも壊れて使えないが、探せばあるかもしれない。
でも、この前も探して見つからなかった、あるにしても、細かく探すので時間がかかり過ぎます。
市販のものは効かない
以前、通販でアブラムシに効くと言うので購入した酢由来の殺虫剤、正確に言うと〈忌避剤〉ですが、まったく効かずぴんぴん。
それ以来、その手のものは買いません。地域のホームセンターでもデンと目立つところに置いてあります。
誰が買うものか。たまに検索して調べると、近頃は直ぐに呼びもしないのにAIが出しゃばってきます。
何か良いのが無いか。と尋ねると、間違いなく先ほどの忌避剤を進めてきます。
かけてもピンピンしているぞ。と言うと、成虫には効きませんので。と答えますね。
成虫になるからきがつくんだよ。と教えてやると、決まり文句の様に長い弁解です。
それらしき物は木酢液のみ、かけるが効くか
確かに市販の殆どは人間に優しく、虫が嫌う臭いで寄せ付けない、若しくは逃げ出させる程度の忌避剤が殆どです。
ところで、今の我が家には木酢液しかありません。これも忌避剤ですね。
試しにちょっと濃い目にしてかけてみました。一応は効くと言うより、流れ落ちる感じです。
乾けば、また昇って行くでしょうから、キリがありませんね。
ひとまず、家に退散です。
取り合えずは、養生テープにくっける作戦
無い知恵を絞って考えました。とにかく自分でやるしかないですからね、頼るは自分のみです。
何年か前にニラにアブラムシが大発生して困ったことがあります。あの時は検索して人間の知恵を探しましたね。
今みたいにAIがしゃしゃり出る前ですから、行きつくまでは時間がかかりませんでした。
確かに答えは早いですが、せっかちなので的外れな答えが多いですよね。
それで、準備をして、いざ鎌倉です。取れますが、食われて枯れ始めてきた派がありますが、ちぎるしかあり前んね。
切り口を見て、この中にアブラムシが入ったら大事になるな。
でも、切るしかないですよね。放っておいても先端の方は傷口が開いています。
兎に角、取るしかないです。土の汚れとアブラムシを養生テープでこする感じです。でないと汚れは落ちません。
指の腹でもこすり落としますが、段々赤茶色に染まっていきますが、アブラムシの血でしょうか。
段々、動いているアブラムシが目立って来ます。小さなアリもいますね。弱肉強食の世界です。
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この背景を元に一句詠んでみました。
25号去り
次はお前か
アブラムシ
如何ですか。
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川柳小僧くんの評価と模範的な詠み方
寸評
台風が去った直後の静けさと、畑で遭遇した黒い大群の衝撃が対比となり、強い臨場感を生んでいます。
「次はお前か」という言い回しが、まるで自然界の連続する試練を嘆くようで、作者の疲労と諦観がにじみますね。
アブラムシという小さな存在を、台風に続く“次の災厄”として扱った点がユーモラスでありながら、畑仕事のリアルさをしっかり伝えています。
模範的川柳
晴れ間出て
黒き波寄る
葱の畝
この句の説明
台風後の青空という安堵の瞬間に、葱の葉へ押し寄せる黒いアブラムシの群れを「波」と表現しました。
小さな虫であっても、畑を守る者にとっては大きな脅威です。
晴れ間と黒い波の対比で、自然の厳しさと営農の苦労を描いています。
一般的な知識:台風の風でアブラムシは飛んでくるの
アブラムシには、増殖して過密になると羽を持つ「有翅型(ゆうしがた)」が生まれ、新しい植物へ移動する習性があります。
彼らは体が小さく軽量なため、自力で長距離を飛ぶだけでなく、風に乗って運ばれます。
特に台風などの強風や上昇気流が発生すると、上空まで巻き上げられて数十から数百キロメートル以上離れた場所にまで飛来し、被害を拡大させることがあります。
(農業環境技術研究所)
まとめ
台風が過ぎて一息つく間もなく、畑には新たな敵が現れます。
自然は常に予想外の姿で迫ってきますが、その都度知恵を絞り、手を動かし、向き合うしかありません。
今回の一句は、そんな日々の奮闘をユーモラスに切り取った味わい深い作品でした。
「庭の小さな畑」に関する川柳をまとめています。宜しければどうぞお読みください。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。



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