今日の川柳です。
【第297句:抜け殻に 騒がしきより 物悲し】
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さて、今日はどんな一句が生まれるでしょうか。
一緒に言葉の遊びを楽しんでいただけたら嬉しいです。
私の句に対して川柳小僧くんに批評と模範的な句を詠んで頂いております。
読んで下さった皆様も「私ならこう詠むな」という句がありましたら、ぜひコメント欄にお寄せください。参考にさせて頂きます。
今回は「何時もより多い蝉の抜け殻」について詠まさせて頂きます。
どのように感じていただけるか、楽しみにしています。
背景
今年は蝉の声をあまり聞かなかったような気がします。
皆さんはどうですか。私の場合は耳の調子にもよるんですが、若しかしてこんな事がかbbが得られるかもしれません。
幾度かお話ししましたが、庭の畑には柿の木がありますが、周りは住宅に囲まれています。
一軒向こうにはバス通りで白樫の木が両側に並び団地の入り口から、もう一方の入り口まで続いていますので、団地の名前もこの木が由来の様です。
蝉の話に戻りますが柿の木の下には無数の穴が開いています。蝉が地中から這い出す出口の穴ですね。
年々増えていますが、今年はかなり多いですねが、気温の高さに比例しているのかもしれませんね。
そして、柿の実も今年はものすごく多いですが、これも始めてかもしれません。大震災の次の年も多かったですが、これほどでは無かったです。
かなりの数が落下したのを覚えています。その為に何度も掃除しましたからね。畑の方まで転がっていましたから、相当な数ですよ。
強風や台風の強い雨でも落ちますからね。柿の重さで枝が下がっているのもありますよ。こんな事は余り既往にありません。
その柿の木の葉に蝉の抜け殻が多くへばりついています。
今までは葉ではなく、枝にしがみ付いていた様な気がしますが、どうなんでしょう。
枝が先客が多くて、止むなく葉の方で脱皮したのかもしれません。
そして、斜め下のお宅の屋根は瓦葺ですが、巣を作り易いのでしょうかスズメが沢山います。
ヒヨドリもカラスも来ます。鳩は蝉を食べるのかどうか分かりませんが、今朝も夫婦してフェンスの上にとまっていました。
脱皮してる際に捕食者の多いのに気づき、直ぐ近くの白樫の大木へ飛んで行ってしまうのでしょうか。
でも、スズメ達の包囲網から逃れるのは大変ですよね。何しろ蝉は飛ぶのが遅いので、途中で餌になっているのかもしれません。
追いかけられて泣き叫ぶ、けたたましい蝉の声が今年は聞こえません。
もう、耳も駄目な様です、あの声が聞こえないとは。
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この背景を元に一句詠んでみました。
抜け殻に
騒がしきより
物悲し
如何ですか。
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川柳小僧くんの評価と模範的な詠み方
寸評
「抜け殻に 騒がしきより 物悲し」
蝉の抜け殻という静の存在に、かつての喧しさを重ねる発想が秀逸です。
ただ、下五の「物悲し」は情緒が直接的で、読み手に想像の余地を少し奪う印象があります。
もう一段、景の具体が立ち上がると、句の奥行きがさらに深まるでしょう。
模範的川柳
葉の影に
声なき夏の
名残あり
この句の説明
葉に残る抜け殻を「声なき夏」と捉え、季節の名残として詠みました。
蝉の喧しさを直接言わず、影と静けさで対比を作ることで、読み手に余韻を委ねています。
抜け殻の存在が、過ぎ去った季節の証として浮かび上がる構成です。
川柳小僧くんが詠んだ句に私から一言
若しかすると、地表の穴の前でスズメ達が待ち構えていた、そんな気がしますね。
枝を通り越して慌てて葉にすがった。早く逃げねば、そんな光景が目に浮かびます。
一般的な知識:蝉の抜け殻について
蝉は地中で数年を過ごし、地表に出てから脱皮します。
抜け殻が多い年は、気温や降雨量の影響で羽化が集中することがあります。
また、枝より葉に多く付くのは、周囲の環境変化や捕食者の動きによるものと考えられています。
まとめ
蝉の抜け殻は、夏の終わりを静かに告げる存在です。
賑やかさが過ぎ去った後に残る「影」をどう捉えるかで、句の味わいは大きく変わります。
季節の名残を見つめる視点が、今回の句の魅力を支えていました。
「気になる事」に関する川柳をまとめています。宜しければどうぞお読みください。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。




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