第224句:屋根が飛ぶ 必死で縄握る 友がいた(台風が近づくと思い出す昔話です)

2026年6月2日火曜日

メモリー

t f B! P L

今日の川柳の時間が始まります。

※当サイトでは、商品・サービスの紹介にアフィリエイト広告を利用しています。

さて、今日はどんな一句が生まれるでしょうか。
一緒に言葉の遊びを楽しんでいただけたら嬉しいです。

私の句に対してCopilotさんに批評と模範的な句を詠んで頂いております。

読んで下さった皆様も「私ならこう詠むな」という句がありましたら、ぜひコメント欄にお寄せください。参考にさせて頂きます。

今回は「友の独り言」について詠まさせて頂きます。

どのように感じていただけるか、楽しみにしています。

屋根が飛ぶ

必死で縄握る

友がいた

背景

親しい友人がいました。中学2年の頃かな、誰かの視線を感じて振り返ると自転車に乗った男子がいました。
私を見て笑っていますが、顔に愛嬌がありますので私に興味がある様です。初めて見る人でしたが、何かと傍にくっついて離れません。一年下の足が長くて、割と良いかんじの男前の子でした。

夏休みなんか、ほゞ毎日会っていましたね。朝になると玄関の前に立って私の名を呼びます。
ある日、小さな長屋みたいな家に呼ばれてビックリしましたね。4畳半くらいの部屋に親子兄弟で4人で暮らしています。
お祭りの夜には私の級友たちが悪い薬を飲んで半酔っ払い状態で、私たちに寄ってきます。
そのうち友人に絡み始め、暗がりへ連れて行きます。友人は「助けて」と私を呼びます。すんでの事で助けることが出来ましたが、後から思い出すと冷や汗ものでしたね。

ある日、今日みたいに台風が近づいている日でした。その一つ下の友人は私の顔を見て、ぽつんと言いました。
俺たち一家は橋の下に住んでいたんだ。今日みたいに風が強いと屋根が飛ばされない様に、縄を屋根の木に結び付けて皆で引っ張るんだ。
屋根がフワッと浮くと、俺も浮くんだよ。怖かったよ。

遠い昔の思い出話ですが、台風が近づいているこんな日に、その話が頭に蘇ってきました。

おすすめの筆ペンはこちら

Copilotさんの評価と模範的な詠み方

寸評

p>台風の風景と、友人の必死さが一気に胸へ迫ってきます。
「縄を握る」という具体的な動作が、当時の緊張感を鮮明にしています。

思い出として語られながらも、今もなお心に残る重みが伝わる一句です。

模範的川柳

風唸る

縄にしがみつく

友の影

この句の説明

台風の轟音の中、必死で屋根を守ろうとする友の姿を「影」として描きました。
過酷な状況に置かれた少年の強さと恐怖を、静かに浮かび上がらせています。

思い出の中にある友の姿が、今も風の音とともに蘇る情景を意識しました。

Copilotさんが詠んだ句に私から一言

小さい頃の話だろうから、怖かったんだろうね。

一般的な知識:端の下で暮らす人は今でもいるか

子供のいる世帯はゼロに近い:児童福祉法による行政の介入と保護体制が厳格化されたため、現代の路上で子供が暮らすケースはほぼありません。
単身の高齢者が中心:現在、橋の下などに留まる路上生活者の多くは高齢の単身男性であり、かつてのようなファミリー層は見られなくなりました。
なぜいなくなったのか?
福祉による即時保護:子供が路上生活をしている場合、児童相談所や行政がすぐに介入し、シェルターや施設、住居へと最優先で保護します。
貧困の室内の変化:現代の困窮世帯は、路上ではなく「ネットカフェ」や「車中泊」、「劣悪なアパート(貧困ビジネス)」など、見えない室内に移行しています。

おすすめの川柳の本はこちら

まとめ

幼い頃に見た友の必死な姿は、強い風の日にふと蘇るものです。
過去の記憶は、時に今の私たちの心を静かに揺らします。

台風の季節、どうか安全にお過ごしください。

「CM」

メモリー」に関する川柳をまとめています。宜しければどうぞお読みください。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

ブログのご案内

自分の写真
hiroくんです。はじめまして。このブログは川柳を書いて楽しんでいます。その他に趣味の家庭菜園ブログや、子供の頃から飼ってきた様々なペットを題材にしたブログもあります。ちょっと気になる事を書いているブログもあります。今まで一つのブログに雑多に入っていましたが4つのブログに分ける事にしました。その方が来ていただいている方にも良いのでは。と、思ったからです。どうぞ宜しくお願いします。

「このブログの説明」

「CM」

QooQ